Home > 2013年10月
2013年10月 Archive
根雪
- 2013-10-31 Thu 13:02:34
- 穂高
一昨日、昨日と降った雪は小屋周辺で10〜15㎝ほど積もって、おそらくこれが今冬の根雪となるのではないでしょうか。

(2013/10/31 6:05am)
さて、今日で10月もおしまい。
いよいよ小屋閉めまでカウントダウンとなりました。
今年の営業は11月4日の泊まりまでで、5日にはスタッフ全てが下山します。
文化の日が連休となっていますが、ちょうどそのあたりに強い寒気が入りそうで、山はかなり荒れそうなのが気がかりですが。

(2013/10/31 6:05am)
さて、今日で10月もおしまい。
いよいよ小屋閉めまでカウントダウンとなりました。
今年の営業は11月4日の泊まりまでで、5日にはスタッフ全てが下山します。
文化の日が連休となっていますが、ちょうどそのあたりに強い寒気が入りそうで、山はかなり荒れそうなのが気がかりですが。
- Comments: 0
- TrackBack (Close): -
雲をぬけて
- 2013-10-27 Sun 13:04:09
- 穂高
所用で下界へおりていましたが、昨日白出沢より入山。

(2013/10/26 10:30am 白出の森)
“朝のうちは雨が残るも昼頃から回復“との天気予報だったので、ゆっくりと昼前にスタート。
でも、ずっとしとしとと冷たい雨が降っていて「こりゃあ、上は雪かもしれん…」と思い、小屋へ連絡してみたところ「山は晴れてマス」とのこと。
…そっかぁ、 雲海なんや。
そういえば新人の頃、ボッカで登らねばならないときに下は雨が降っていて、
「やたっ! 休みや休み!!」と思っていたら、
「上は雲海デス。サッサト登ッテコイ」と無情な指令が幾度かあったよなぁ などと思い出しました。
危険地帯のゴルジュから鉱石沢あたりは足を止めずに一気に通過し、「荷継ぎ(小屋跡)」でひと休み。
真っ白けの濃霧で霧雨の中、白出本沢に入ってガラ場の道を淡々と高度を上げてゆきます。
急登で知られる白出沢登山道ですが、私には通い慣れた道であり、謂わば「通勤路」、
もう幾度くらい歩いたでしょうか…(きっと百回は超えているはず)
あれこれと昔のことなど思い出しながら歩いていると、急に周囲が明るくなりはじめ、そしていつの間にか雲の上へと抜け出ていました。
なんだかおとぎの国へのトンネルを抜けたかのよう。

(2013/10/26 3:30pm 白出沢にて)
日没に近づくにつれて雲海は高度を上げはじめ、やがて雲と追いかけっこをするように岩の道にトコトコ足を運びます。
そしてたどり着いた小屋裏からは、寒風吹く中、ジャンダルムが雲に浮かんで幻想的な夕景が広がっておりました。

(2013/10/26 4:50pm 小屋裏から望むジャンダルムと夕陽)

(2013/10/26 10:30am 白出の森)
“朝のうちは雨が残るも昼頃から回復“との天気予報だったので、ゆっくりと昼前にスタート。
でも、ずっとしとしとと冷たい雨が降っていて「こりゃあ、上は雪かもしれん…」と思い、小屋へ連絡してみたところ「山は晴れてマス」とのこと。
…そっかぁ、 雲海なんや。
そういえば新人の頃、ボッカで登らねばならないときに下は雨が降っていて、
「やたっ! 休みや休み!!」と思っていたら、
「上は雲海デス。サッサト登ッテコイ」と無情な指令が幾度かあったよなぁ などと思い出しました。
危険地帯のゴルジュから鉱石沢あたりは足を止めずに一気に通過し、「荷継ぎ(小屋跡)」でひと休み。
真っ白けの濃霧で霧雨の中、白出本沢に入ってガラ場の道を淡々と高度を上げてゆきます。
急登で知られる白出沢登山道ですが、私には通い慣れた道であり、謂わば「通勤路」、
もう幾度くらい歩いたでしょうか…(きっと百回は超えているはず)
あれこれと昔のことなど思い出しながら歩いていると、急に周囲が明るくなりはじめ、そしていつの間にか雲の上へと抜け出ていました。
なんだかおとぎの国へのトンネルを抜けたかのよう。

(2013/10/26 3:30pm 白出沢にて)
日没に近づくにつれて雲海は高度を上げはじめ、やがて雲と追いかけっこをするように岩の道にトコトコ足を運びます。
そしてたどり着いた小屋裏からは、寒風吹く中、ジャンダルムが雲に浮かんで幻想的な夕景が広がっておりました。

(2013/10/26 4:50pm 小屋裏から望むジャンダルムと夕陽)
- Comments: 0
- TrackBack (Close): -
雪化粧
- 2013-10-17 Thu 13:55:17
- 穂高
昨日の雪は小屋前で5〜10㎝ほどで、思ったほどの積雪にはなりませんでした。
でも、朝方に涸沢岳から眺める稜線はこんな感じ、

(2013/10/17 6:30am 涸沢岳西尾根より 北穂から槍への稜線)
このくらいの新雪だといかにも「雪化粧」といった風情で、岩肌の荒々しさが強調されていかにも穂高らしいです。
それでも午後には南斜面の陽当たりの良いところはほとんど雪は解けました。
「小春日和」の暖かな陽ざしが、少し冬に待ったをかけたかのようです。
でも、朝方に涸沢岳から眺める稜線はこんな感じ、

(2013/10/17 6:30am 涸沢岳西尾根より 北穂から槍への稜線)
このくらいの新雪だといかにも「雪化粧」といった風情で、岩肌の荒々しさが強調されていかにも穂高らしいです。
それでも午後には南斜面の陽当たりの良いところはほとんど雪は解けました。
「小春日和」の暖かな陽ざしが、少し冬に待ったをかけたかのようです。
- Comments: 0
- TrackBack (Close): -
寒気流入
- 2013-10-16 Wed 17:05:51
- 穂高
台風が引っ張り込んだ寒気は、昨夜からの雨をやがて雪へと変えました。

(2013/10/16 2:00pm)
午後5時の気温が−3℃、積雪は前庭で5㎝ほどといったところでしょうか。
…さて、どのくらい積もるかなぁ
明日は高気圧が張り出してきそうなので、白銀の衣をまとった穂高と対面出来そうです。

(2013/10/16 2:00pm)
午後5時の気温が−3℃、積雪は前庭で5㎝ほどといったところでしょうか。
…さて、どのくらい積もるかなぁ
明日は高気圧が張り出してきそうなので、白銀の衣をまとった穂高と対面出来そうです。
- Comments: 0
- TrackBack (Close): -
淡雪
- 2013-10-14 Mon 12:30:23
- 穂高
一昨日の夜に降った初雪は、昨日のうちにほとんど消えてしまいました。
だけど冬の使者のノックは確実に穂高に届いたようで、紅葉もほぼ終わりかけた涸沢ではそろそろ初冬の装いとなっていました。

(2013/10/13 6:00am 奥穂胸壁ー新しい雪と古い雪)

(2013/10/13 8:00am 初冬の日差し)

(2013/10/13 8:30am ウラジロナナカマド)

(2013/10/13 11:00am ナナカマドと新雪)
だけど冬の使者のノックは確実に穂高に届いたようで、紅葉もほぼ終わりかけた涸沢ではそろそろ初冬の装いとなっていました。

(2013/10/13 6:00am 奥穂胸壁ー新しい雪と古い雪)

(2013/10/13 8:00am 初冬の日差し)

(2013/10/13 8:30am ウラジロナナカマド)

(2013/10/13 11:00am ナナカマドと新雪)
- Comments: 2
- TrackBack (Close): -
Home > 2013年10月
- タグクラウド
- 使いっ走りheyko のつぶやき
- メッセージはこちらから
- QRコード
- ブログランキング