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2013年09月04日 Archive
紀美子平
- 2013-09-04 Wed 21:37:46
- 穂高
岳沢から”重太郎新道”を登ると前穂と吊尾根との分岐に『紀美子平』というささやかな広場があります。
吊尾根の縦走路を辿る登山者であれば、誰もが腰を下ろしてひと息入れるであろうその場所は、
その昔、穂高小屋の創設者である今田重太郎が”重太郎新道”を拓く際に、
テントを張って野営をしながら、まだ幼少であった娘の紀美子さんをそこで遊ばせて仕事をしたという所です。
そして25歳の若さで急逝されてしまった紀美子さんを偲んで、
いつしかその地に『紀美子平』との名がついたとのこと。
今日9月4日はその今田紀美子さんの命日です。
(紀美子平ー穂高岳山荘80周年記念映画「山の彼方の空遠く」より)
穂高岳山荘の二代目主の今田英雄さんは、その紀美子さんの兄。
妹想いの英雄さんは、以前はよく命日には紀美子平へ足を運んでいました。
そして何年もかけて「紀美子平」の文字を石に刻んだそうです。
今日はあいにく土砂降りで、前穂を望むことすら叶わなかったけれど、
私もそっと心の中で合掌させていただいた。
吊尾根の縦走路を辿る登山者であれば、誰もが腰を下ろしてひと息入れるであろうその場所は、
その昔、穂高小屋の創設者である今田重太郎が”重太郎新道”を拓く際に、
テントを張って野営をしながら、まだ幼少であった娘の紀美子さんをそこで遊ばせて仕事をしたという所です。
そして25歳の若さで急逝されてしまった紀美子さんを偲んで、
いつしかその地に『紀美子平』との名がついたとのこと。
今日9月4日はその今田紀美子さんの命日です。
(紀美子平ー穂高岳山荘80周年記念映画「山の彼方の空遠く」より)
穂高岳山荘の二代目主の今田英雄さんは、その紀美子さんの兄。
妹想いの英雄さんは、以前はよく命日には紀美子平へ足を運んでいました。
そして何年もかけて「紀美子平」の文字を石に刻んだそうです。
今日はあいにく土砂降りで、前穂を望むことすら叶わなかったけれど、
私もそっと心の中で合掌させていただいた。
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