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2013年07月 Archive

インスタントラーメン

  • Posted by: Hachiro
  • 2013-07-27 Sat 05:26:41
  • 穂高
ここ一週間というもの、まともに青空を見ていない。
毎日毎日雲の中で、なんだかまだ梅雨の真っ只中ではなかろうか?という天気が続いている。
7月ももう終わりに近づいたというのにいったい夏はどこへやらという感じである。


でも世の子どもたちはもう夏休み、なので家族連れの姿をよく目にするようになった。



ラーメン
(2013/07/25  10:25am)

この素敵なご家族は、お父さんが腕によりをかけてラーメンをつくっておられたのだが、
それを子どもさんたちがあまりに美味しそうに食べるものだから、つい声をおかけして写真を撮らせていただいた。


そうやんなぁ、景色はぜんぜん見えなくても、
こうして家族みんなで食べるとんこつラーメンはめっちゃ美味いし、楽しいよなぁ


ラーメン2












さて、最近の天気予報でよく耳にするのが「大気の状態が不安定」という言葉、
なので時には激しい雷雨があったりもする。

130727 雨降り
(2013/07/07  7:50am)





でもなぜか決まったように夕方に天気が回復する日が多い。

130727 光差す涸沢
(2013/07/26  涸沢俯瞰  4:30pm)







そして、ある日にはこんな風景もあったりした。



130724 夕焼け "Evening glow of one day" from Hachi Production on Vimeo.












しかし、それにしても夏の陽ざしが恋しい。






































大暑

  • Posted by: Hachiro
  • 2013-07-21 Sun 16:41:32
  • 穂高
明日が「土用の丑」で、明後日が「大暑」
暦の上では今頃が夏真っ盛りの頃のはずが今年の夏はどこへやら…


登山者と朝陽
(2013/07/21  6:50am)


午前中こそこんな光景も見られたけれど、午後からは雲の中。


なんだか梅雨明けが早くて「猛暑だ、猛暑だ!」といっていましたが、
実は今年はひょっとして「冷夏」なんとちゃうやろか?






















あした天気になれ

  • Posted by: Hachiro
  • 2013-07-16 Tue 15:51:53
  • 穂高
連日の雨続きで半ばヤケクソ気味に「あ〜めぇが好きですぅ」と中島みゆきのフレーズを口づさんでいたのに、
連休が終わったとたん、あっさり晴れた。


130716 朝焼け
(2013/07/16  4:25am)




130716 朝陽と雪渓
(20,13/07/16  4:40am)


きれいな朝焼けであったが、風が強く気温も低かった。
日中も12℃ほどまでしか気温は上がらず、まだまだ「盛夏」というにはおよばない。




はやくすっきりと夏空が広がらないかなぁ。






























空と君とのあいだには

  • Posted by: Hachiro
  • 2013-07-14 Sun 09:52:52
  • 穂高
空と君とのあいだには、今日も冷たい雨が降る…

…って、誰やねん、海の日を勝手に第3月曜日になんてしたのはっ!
ったく、だいたい7月の今頃って例年まだまだ梅雨が明けないのに。

と、つい愚痴ってしまいそうなヒドい天気の連休となってしまった。


ハクサンイチゲと登山者
(2013/07/14 8:40am ザイテングラードにて)



今朝の最低気温はなんと6.7℃、マジで冷たい雨です。

おまけに今日は風も強く、濡れた身体で稜線でビュービュー吹かれるとたまったものではない。
小屋の中ではみなさんストーブにかじりついておられマス。


下界は猛暑で熱中症予防をしきりに呼びかけているそうだが、山では冗談ぬきに低体温症に注意が必要。




そういえばトムラウシの遭難も今頃だっけか…


























雪切り

  • Posted by: Hachiro
  • 2013-07-12 Fri 15:57:57
  • 穂高
ここのところの雪解けのスピードはハンパなものではない。
一日に10㎝ほども解けるのではないだろうか。

なので雪渓につけたステップも数日で崩れてしまう。
だから今日も「雪切り」である。

まぁ猛暑にあえぐ下界からすれば、この時期に雪を相手に仕事をしているなんてちょっと信じられないかもしれないですが。

130711 雪切り
(2013/07/12 ザイテンバットレス付近にて 11:30am)




こうしたルート整備や、あるいは登山道補修といったものは山小屋の重要な仕事のひとつである。
たぶん今時期はあちこちの山小屋が周辺の道直しや整備に汗を流していると思う。

例えば遭難事故があってそれを救助するという、謂わば華々しい(?)仕事も我々にはあるにはあるが、
実はこうした地味で地道な陰の仕事こそがほんとうに大事なんだよなと最近つくづく思う。

以前は私自身、そうしたレスキューこそが人助けのように勘違いしていた時期もあった。
もちろん直接的に人命を救うことは尊い。
そして起こってしまった遭難事故は報道もされるし、時に当事者に感謝されることもある。
でも、こうした地道な道直しや何気ない登山者へのアドバイスによって「未然に防いだ事故」や、
「実は失われていたかもしれない命を救った」というものは、報道もされないし誰の知るところにもならない。
ところが実際にはレスキューで救った方よりも、山小屋の陰の行いが救った人々のほうがはるかに多いものなのだ。



そうして考えてみると、実はこの世の中のあらゆるモノゴトが、そうした陰の仕事で支えられているのだと気づく。

いつも決まった時刻に電車が動いているということ、
毎朝ちゃんと新聞が届くということ、
美味しいラーメン屋が今日も期待を裏切らず美味しかったりすること、
決まった発売日に雑誌が店頭に並ぶということ、
スーパーに行けば豊富な食料品を得られるということ、
スイッチを入れればちゃんと灯りがともるということ、
蛇口をひねればあたり前に水が出るということ、
食卓に座れば温かくて旨い食事が用意されているということ…


そんな「あたりまえ」には、実はそれぞれの陰の尽力というものが存在している。
特別ほめられる訳でもなく、表立った評価を受けるわけでもない。
でもそんな人々の行いが、この世ってものを支えているンだよなぁ。


と、雪を相手の数時間の単純作業の間にそんなことを考えた。



数日後には崩れてしまうであろう雪のステップではあるけれど、
少なくともこの連休中には、どう転んでもココで滑落はないやろというルートを見て、
ひそかに心の中で「グッジョブ」とつぶやいた。














































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