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2012年12月 Archive

よいお年を

  • Posted by: Hachiro
  • 2012-12-27 Thu 06:32:44
  • 穂高
昨日は気圧配置はまだ冬型だったが、寒気が早々に抜けるとニラんで白出の森へと向かった。

林道にトレースは未だなく、膝上までのラッセルで牧場まででも2時間ほどかかったであろうか、
夜明け頃には雲がたれ込めていたが、やがて目論見どおり青空が広がり穂高の勇姿が姿を現した。



稜線はかなりの烈風のようで、しきりに雪煙が舞っていた。



堰堤より_雪煙のジャン.jpg
(2012/12/26 白出の森より 10:50am)




このタイミングで晴れてしまうと、残念ながら年末年始の天気は芳しくなさそう。
越年登山の方々はご注意を。



どうやら、これが今年の穂高の見納めかな…





それでは、みなさまよいお年をお迎えください。















堰堤より_ジャン夕照.jpg
(2012/12/26  夕照のジャンダルム  4:40pm)












































雪山放浪記

  • Posted by: Hachiro
  • 2012-12-11 Tue 18:04:22
  • 穂高
まだ十二月も半ばだというのにこの大雪。
家の周囲はもうすっかり厳冬期の様相となってしまった。

およそ「雪」というものは生活していくのにはやっかいなものに違いない。
まして仕事で一年の半分以上を雪と格闘する身にとってはなおさらウンザリとさせられる。

でも「雪」ってキライ? というと実はそうでもなく、
それどころか敢えてヒドい目に遭いそうな雪山へ好んで出かけたりもしてしまう。


さて、「星野秀樹」という山岳カメラマンがいる。
その星ヤンはむかし穂高小屋のバイトで、そんな縁で彼とは旧知の間柄なのだが、
昨今は各山岳雑誌で目覚ましい活躍をしているのでご存知の方も多いと思う。

その彼がこの度「雪山放浪記」という本を上梓した。

雪山放浪記


一応「コースガイド」とはしてあるが、紹介されているのはちょっと並では行けないようなものばかり。
でも一冊の山の本として読むにはとても面白い。

今月号の山渓に書評を書かせていただいたので詳しくはそちらをご覧いただくとして、
星ヤンの雪山あるいは「雪」に対する熱き想いがひしひし伝わってくるとても良い本です。



ぜひ手に取って下さればと思います。























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