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2012年09月 Archive
街の灯
- 2012-09-28 Fri 20:48:50
- 穂高
秋晴れが続いていて、日中は暑いくらいの陽射しがあるのだけれど陽が落ちると急に寒くなる。
そんなとき、ふと薫る秋の匂いはどこかもの悲しい。
やがて日が暮れて、秋の澄んだ大気のなかに遥か見渡せる街の灯は、切々と何かを感じさせる…

(2012/09/28 前穂四峰と塩尻、諏訪、茅野の灯り)

(2012/09/28 ジャンと高山市街の灯り)
( 嗚呼っ、街の赤提灯が俺を呼んでいる… ってか!? )
今年は秋になってもお客さんが多くて、毎日忙しい日々が続いているのだけれど、
遠くに見える街の灯の、そのひとつひとつに人のいとなみがあって、それぞれがそれぞれに懸命に生きてはんねんなぁ と思うと、
なんだか自分も頑張らなあかん! と思う。
さぁて、明日の仕事にそなえて、今日は飲んだくれずにはよ寝るかぁ……
そんなとき、ふと薫る秋の匂いはどこかもの悲しい。
やがて日が暮れて、秋の澄んだ大気のなかに遥か見渡せる街の灯は、切々と何かを感じさせる…

(2012/09/28 前穂四峰と塩尻、諏訪、茅野の灯り)

(2012/09/28 ジャンと高山市街の灯り)
( 嗚呼っ、街の赤提灯が俺を呼んでいる… ってか!? )
今年は秋になってもお客さんが多くて、毎日忙しい日々が続いているのだけれど、
遠くに見える街の灯の、そのひとつひとつに人のいとなみがあって、それぞれがそれぞれに懸命に生きてはんねんなぁ と思うと、
なんだか自分も頑張らなあかん! と思う。
さぁて、明日の仕事にそなえて、今日は飲んだくれずにはよ寝るかぁ……
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白い虹
- 2012-09-24 Mon 07:23:27
- 穂高
昨日の午後、ブロッケンと共に珍しい「白い虹」が現れた。

(2012/09/23 4:10 pm)
このガスの向こうには涸沢の圏谷が広がっているのだが、昨日、今日と視界が閉ざされている。
紅葉の進み具合が気になるところで、
過去にも数日の悪天のうちに一気に木々が色づき、
やがて緞帳が上がるみたいに姿を現した涸沢が、突如として錦に彩られた姿に驚かされたことが幾度かある。
この霧が晴れるのが楽しみだ。

(2012/09/23 4:10 pm)
このガスの向こうには涸沢の圏谷が広がっているのだが、昨日、今日と視界が閉ざされている。
紅葉の進み具合が気になるところで、
過去にも数日の悪天のうちに一気に木々が色づき、
やがて緞帳が上がるみたいに姿を現した涸沢が、突如として錦に彩られた姿に驚かされたことが幾度かある。
この霧が晴れるのが楽しみだ。
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小屋の窓から
- 2012-09-14 Fri 07:23:00
- 穂高
穂高岳山荘は窓の多い山小屋だ。
その窓からの風景…

(夜明け 「太陽のロビー」より)

(朝 客室より)

(午後 食堂より)

(夕刻 厨房より)
これからの連休、そして紅葉シーズン…
もうしばらく小屋仕事の忙しさのなか、窓越しに広がる風景に目をやる日が続く。
その窓からの風景…

(夜明け 「太陽のロビー」より)

(朝 客室より)

(午後 食堂より)

(夕刻 厨房より)
これからの連休、そして紅葉シーズン…
もうしばらく小屋仕事の忙しさのなか、窓越しに広がる風景に目をやる日が続く。
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秋色
- 2012-09-06 Thu 19:25:36
- 穂高
9月に入ってぐずついた天気が続いている。
そのひと雨ごとに空気が冷たくなってきているのを感じる。
今日夕刻、切れ始めたガスの中から現れた稜線は、いつの間にか秋色になり始めていた。

(2012/09/06 4:30pm)
そして広がった夕映えの空には「幻日(げんじつ)」という現象が現れた。

(2012/09/06 5:50pm)
太陽の左側に虹のように見えるのがそれで、条件がそろえば太陽を中心に両側に見ることが出来る。
この「幻日」の多くは巻層雲や巻雲などの高層の雲によるものらしく、夏には現れ難い。
夏の間は晴れていても午後ガスることが多く、なかなかきれいな日没を目にすることはないのだが、
ふと気がつけば、夏至の頃は右の涸沢岳稜線近くに沈んでいた太陽は、いつの間にか笠ヶ岳の左側に沈むようになっている。
(これが、遠く加賀の白山に沈むようになると小屋閉めの頃となる)
こうした見事な夕映えが頻繁に広がるようになると季節はもう秋。
そう、穂高の秋はまず空からやってくる。
そのひと雨ごとに空気が冷たくなってきているのを感じる。
今日夕刻、切れ始めたガスの中から現れた稜線は、いつの間にか秋色になり始めていた。

(2012/09/06 4:30pm)
そして広がった夕映えの空には「幻日(げんじつ)」という現象が現れた。

(2012/09/06 5:50pm)
太陽の左側に虹のように見えるのがそれで、条件がそろえば太陽を中心に両側に見ることが出来る。
この「幻日」の多くは巻層雲や巻雲などの高層の雲によるものらしく、夏には現れ難い。
夏の間は晴れていても午後ガスることが多く、なかなかきれいな日没を目にすることはないのだが、
ふと気がつけば、夏至の頃は右の涸沢岳稜線近くに沈んでいた太陽は、いつの間にか笠ヶ岳の左側に沈むようになっている。
(これが、遠く加賀の白山に沈むようになると小屋閉めの頃となる)
こうした見事な夕映えが頻繁に広がるようになると季節はもう秋。
そう、穂高の秋はまず空からやってくる。
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