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2011年01月 Archive
なんやこれ ?
- 2011-01-30 Sun 21:28:34
- 未分類
<その1>

なんやこれ? (大雪に埋まった愛車デス)
<その2>

なんじゃこりゃ? (…見苦しくてスミマセン 先週末の西穂稜線にて)
<その3>

「なんかくれるの?」

「なんやこれ??」

「ほねもろた。」
<その4>

雪洞制作に奮闘すること約1時間半…
「さぁあぁて、あとはもうちょっと “リビング” 広げたら完成やどぉ!」
と、最後のひと突きをした瞬間、、、

「なんじゃこりゃあぁぁぁ!!」
今年の冬はよく降りますネ。
でも、もうすぐ「立春」です。
大雪なんかに負けずにがんばりましょう。

なんやこれ? (大雪に埋まった愛車デス)
<その2>

なんじゃこりゃ? (…見苦しくてスミマセン 先週末の西穂稜線にて)
<その3>

「なんかくれるの?」

「なんやこれ??」

「ほねもろた。」
<その4>

雪洞制作に奮闘すること約1時間半…
「さぁあぁて、あとはもうちょっと “リビング” 広げたら完成やどぉ!」
と、最後のひと突きをした瞬間、、、

「なんじゃこりゃあぁぁぁ!!」
今年の冬はよく降りますネ。
でも、もうすぐ「立春」です。
大雪なんかに負けずにがんばりましょう。
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山岳講習会
- 2011-01-23 Sun 21:07:35
- 未分類
長野県山岳総合センター主催の「冬山研修会」に参加してきました。
今回の講習テーマは「雪崩」。
今冬の初めに涸沢でコワイ思いをしたもので、
「雪崩」に関して少しでも知識や考え方を深めておきたいと思っていたのでグットタイミングでした。
で、結論から申しますと「参加してとてもよかった」です。



ビーコンやプローブ使用への理解が深まったことや、雪氷学による「雪」への考察など、
具体的に講習から得たことはたくさんありました。
ただ、これは参加する前から漠然と考えていたことなのですが、
ホンマに「雪崩」に遭遇してしまったら、
いくら「三種の神器」と云われる装備(ビーコン、プローブ、シャベル)を備えていたとしても、
実際には助けるのも助かるのも難しいやろなぁということ。
そして新雪表層雪崩をピンポイントで予知することはほぼ不可能であろうなぁということ。
そしてこの講習でその考えに関しては再確認したと云うか、講師の東秀則センセ(文登研所属で関西出身)も、
「講習でこんなこと云うたらミもフタもないけど、そらぁ実際に完全埋没したらよっぽど運がよくない限り、助からへんよ。そんなもん。」と仰っていました。
およそ山のリスクの中で「雪崩」ほどその予知が困難で、しかもダメージが強烈なものはないかもしれません。
自然の持つ力の巨大さと人間の矮小さをまざまざと感じさせられます。
だから僕は以前にこのブログで
「人間の山での経験や理解なんて、自然の中では吹けばとぶようなものに過ぎない」と記もしました。
しかし、です。
それでも人は山で遊びたいし山と関わっていきたい。
「死にたくなかったら、そんなアブナイところ行かんかったらエエやん」というのは、
山を愛するものにとっては「生き長らえたければ、死んだふりしとけ」みたいな理屈で、
どうにも我慢ならない訳です。
だから少しでも山を知り、リスクを避ける方法と考え方を身につける必要がある。
講習中の東センセの言葉に、
「雪崩を避けるためには、最終的には『勘』が大切」
「『勘』とは、たんなる当てずっぽうではなくて“経験の蓄積”に裏打ちされたもの」
というのがあって、そうやなぁと感じ入りました。
今回のたかだか一泊二日の講習で得た知識や経験で、僕に即戦力の力がついたとは思っていません。
でもこれが「雪崩」への理解を深めるきっかけにはなったかなと。
そんなこんなで、とても有意義な講習でありました。
今回の講習テーマは「雪崩」。
今冬の初めに涸沢でコワイ思いをしたもので、
「雪崩」に関して少しでも知識や考え方を深めておきたいと思っていたのでグットタイミングでした。
で、結論から申しますと「参加してとてもよかった」です。



ビーコンやプローブ使用への理解が深まったことや、雪氷学による「雪」への考察など、
具体的に講習から得たことはたくさんありました。
ただ、これは参加する前から漠然と考えていたことなのですが、
ホンマに「雪崩」に遭遇してしまったら、
いくら「三種の神器」と云われる装備(ビーコン、プローブ、シャベル)を備えていたとしても、
実際には助けるのも助かるのも難しいやろなぁということ。
そして新雪表層雪崩をピンポイントで予知することはほぼ不可能であろうなぁということ。
そしてこの講習でその考えに関しては再確認したと云うか、講師の東秀則センセ(文登研所属で関西出身)も、
「講習でこんなこと云うたらミもフタもないけど、そらぁ実際に完全埋没したらよっぽど運がよくない限り、助からへんよ。そんなもん。」と仰っていました。
およそ山のリスクの中で「雪崩」ほどその予知が困難で、しかもダメージが強烈なものはないかもしれません。
自然の持つ力の巨大さと人間の矮小さをまざまざと感じさせられます。
だから僕は以前にこのブログで
「人間の山での経験や理解なんて、自然の中では吹けばとぶようなものに過ぎない」と記もしました。
しかし、です。
それでも人は山で遊びたいし山と関わっていきたい。
「死にたくなかったら、そんなアブナイところ行かんかったらエエやん」というのは、
山を愛するものにとっては「生き長らえたければ、死んだふりしとけ」みたいな理屈で、
どうにも我慢ならない訳です。
だから少しでも山を知り、リスクを避ける方法と考え方を身につける必要がある。
講習中の東センセの言葉に、
「雪崩を避けるためには、最終的には『勘』が大切」
「『勘』とは、たんなる当てずっぽうではなくて“経験の蓄積”に裏打ちされたもの」
というのがあって、そうやなぁと感じ入りました。
今回のたかだか一泊二日の講習で得た知識や経験で、僕に即戦力の力がついたとは思っていません。
でもこれが「雪崩」への理解を深めるきっかけにはなったかなと。
そんなこんなで、とても有意義な講習でありました。
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大丈夫。
- 2011-01-12 Wed 21:06:28
- 未分類
先日の3連休には東京へ行ってきました。

(中央道にて)
いくつか所用があったのですが、
いちばんの目的は『いせフィルム』の上映会&新年会。
下北沢の「La Cana(ラ・カーニャ)」で行われた上映会には多彩な方々がお見えでした。

聖路加国際病院副院長で本作品の主役でもある細谷亮太先生

「上々颱風」のボーカル;白崎映美さん(そのエキゾチックな風貌からは想像もつかないほどお酒飲みはります)
絵本作家のいせひでこさん(旦那さんの柳田邦男さんもご一緒でした)
いせさんにいただいたサイン
さらには、
「白線流し」で知られるフジテレビの横山隆晴さん
宮城のシンガーソングライター苫米地サトロさん などなど…
そして初お披露目されたのが、いせフィルムの新作ドキュメンタリー「大丈夫。」

新年早々に新作が誕生します。
映画のタイトルは「大丈夫。」
「大丈夫。」は小児科医・細谷亮太さんの口グセです。
診察を終えた病気の子どもたち一人ひとりに必ずそのひと言を添えて、励まします。
それは、40年来、小児がん治療の最前線で子どもたちの「いのち」と向き合い続けてきた、
細谷先生の自分自身への、励ましのコトバなのかもしれません。
映画を観終えたら、貴方も誰か他の人に「大丈夫。」と言いたくなるにちがいありません。
いせフィルム「監督のつぶやき」より
「いせフィルム」の伊勢真一さんは「奈緒ちゃん」や「風のかたち」などのドキュメンタリー映画を作りつづけている監督(と呼ばれるのはご本人はあまり本意ではないらしくいつも「演出」というクレジットです)さんです。
僕はいつも伊勢さんの作品に出会うたびに “奇跡のような” その映画たちにとても感動します。
ともかく映画制作というとやたらとお金がかかります。
そして商業ベースとは無縁のほんとうに良い映像を創りつづけてゆくというのは大変なことです。
伊勢さんの映画は残念ながらその作品の素晴らしさのわりには世間一般での認知度はあまり高くありません。
それでもこれ程までに上質であたたかい作品を紡ぎ出し続けてゆけるのは本当に凄いことだと思うのです。
カネよりヒト、モノ、ココロ… そんな映画づくりのスタンスを淡々とつらぬいておられます。
そして、その「いせ作品」に共感する方々たちの地道なバックアップ。
だから伊勢さんの映画はほとんどが「自主上映」です。
今回の新作「大丈夫。」は、
ドキュメンタリー映画になじみのない方でもきっと見てよかったと思える作品に仕上がっています。
(個人的には特に医療従事者の方々に見てほしいです)
僕が伊勢さんとお知り合いになったのは十年ほど前のことだったでしょうか。
お世話になっていた演出家と伊勢さんが友人であり、それがご縁でした。
その演出家(渡辺哲也さん)は僕と穂高の映像作品を何本かいっしょに作っていただいた方で、
4年前に夭折されました。
その渡辺さんの遺作となった「四季穂高」
これは僕にとっても代表作であると思っています。
そして伊勢さんが親友であった渡辺さんへのレクイエムとして制作したのが「白い花はなぜ白い」という作品。
ともかくいせ作品、そして最新作の「大丈夫。」、ぜひご覧下さい。
ちなみに「大丈夫。」の最初と最後の星空はハチプロ撮影であります。

(中央道にて)
いくつか所用があったのですが、
いちばんの目的は『いせフィルム』の上映会&新年会。
下北沢の「La Cana(ラ・カーニャ)」で行われた上映会には多彩な方々がお見えでした。

聖路加国際病院副院長で本作品の主役でもある細谷亮太先生

「上々颱風」のボーカル;白崎映美さん(そのエキゾチックな風貌からは想像もつかないほどお酒飲みはります)


さらには、
「白線流し」で知られるフジテレビの横山隆晴さん
宮城のシンガーソングライター苫米地サトロさん などなど…
そして初お披露目されたのが、いせフィルムの新作ドキュメンタリー「大丈夫。」

新年早々に新作が誕生します。
映画のタイトルは「大丈夫。」
「大丈夫。」は小児科医・細谷亮太さんの口グセです。
診察を終えた病気の子どもたち一人ひとりに必ずそのひと言を添えて、励まします。
それは、40年来、小児がん治療の最前線で子どもたちの「いのち」と向き合い続けてきた、
細谷先生の自分自身への、励ましのコトバなのかもしれません。
映画を観終えたら、貴方も誰か他の人に「大丈夫。」と言いたくなるにちがいありません。
いせフィルム「監督のつぶやき」より
「いせフィルム」の伊勢真一さんは「奈緒ちゃん」や「風のかたち」などのドキュメンタリー映画を作りつづけている監督(と呼ばれるのはご本人はあまり本意ではないらしくいつも「演出」というクレジットです)さんです。
僕はいつも伊勢さんの作品に出会うたびに “奇跡のような” その映画たちにとても感動します。
ともかく映画制作というとやたらとお金がかかります。
そして商業ベースとは無縁のほんとうに良い映像を創りつづけてゆくというのは大変なことです。
伊勢さんの映画は残念ながらその作品の素晴らしさのわりには世間一般での認知度はあまり高くありません。
それでもこれ程までに上質であたたかい作品を紡ぎ出し続けてゆけるのは本当に凄いことだと思うのです。
カネよりヒト、モノ、ココロ… そんな映画づくりのスタンスを淡々とつらぬいておられます。
そして、その「いせ作品」に共感する方々たちの地道なバックアップ。
だから伊勢さんの映画はほとんどが「自主上映」です。
今回の新作「大丈夫。」は、
ドキュメンタリー映画になじみのない方でもきっと見てよかったと思える作品に仕上がっています。
(個人的には特に医療従事者の方々に見てほしいです)
僕が伊勢さんとお知り合いになったのは十年ほど前のことだったでしょうか。
お世話になっていた演出家と伊勢さんが友人であり、それがご縁でした。
その演出家(渡辺哲也さん)は僕と穂高の映像作品を何本かいっしょに作っていただいた方で、
4年前に夭折されました。
その渡辺さんの遺作となった「四季穂高」
これは僕にとっても代表作であると思っています。
そして伊勢さんが親友であった渡辺さんへのレクイエムとして制作したのが「白い花はなぜ白い」という作品。
ともかくいせ作品、そして最新作の「大丈夫。」、ぜひご覧下さい。
ちなみに「大丈夫。」の最初と最後の星空はハチプロ撮影であります。
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白出の森
- 2011-01-09 Sun 07:28:37
- 未分類

(左から蒲田富士、涸沢岳、白出のコル、奥穂高岳、ジャンダルム 白出の河原より)
穂高の飛騨側山麓、
正式には「右俣谷」と言うらしいですが僕は勝手に「白出の森」と呼んでいます。
神通川の上流である蒲田川はその源流部で左右に分かれて、それぞれ双六岳と槍ヶ岳へ至ります。
だから「右俣谷」。
う~ん、なんかあまりパットしないネーミングですね。
そもそも信州側には「梓川」という美しい名があるのに何故飛騨側には?
おそらく「梓(あずさ・あづさ)」という名前の女の子はこの世にたくさんいるだろうけど、
「がまた」さんとか「みぎまた」さんなんておらんわなぁ。
(もしもいたらゴメンナサイ)
でもこの白出の森は穂高に抱かれたとても素敵なところ。
四季おりおりに静かにでも確かに自然の語りかけをもたらしてくれる場所です。
登山道(林道)が左岸にあるので、
ただ歩いているだけではなかなか山を見渡せるところが見つからないかもしれません。
冒頭の写真は穂高平下の河原からのもので、ここは絶好のビューポイント。
無雪期は川を徒渉しないとこの眺めを見ることが出来ませんが、
今時分にはスノーシューなりスキーなりで雪原をかんたんに対岸へとわたれます。
先日ここから見たジャンダルムの夕映えはカッコよかった。

この写真を大きくしてみると、
間違い尾根の指導標や奥穂の祠や方位盤の石垣まで解って驚きました。
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