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巣立ち

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-03-26 Sat 22:44:27
  • 未分類
年賀



今日、次女が大学進学で家を巣立っていった。
四人いた娘のうち半分がいなくなった家の中はなんとなくガランとしている。

たった二人でこうなのだから、
震災で家族を失った方々の喪失感は察するにあまりある。

死者が一万人を超えたそうだが、
そんな「数」の死なんて想像することは出来ない。
私たちが受け止めることのできる悲しみや苦しみはきっと限られていて、
そんなアホみたいな数は、ただの数字にしか感じられない。

ひとり、ひとり、みんなそれぞれがたったひとつの「生」だ。
「監督のつぶやき 余震のただ中で-2-」 参照)

それが「数」として報じられてしまうと、
それが一万であれ百万であれ、感情の深いところに届くことはなくなってしまう。

でももしも、
僕の知る「あなた」がこの世からいなくなってしまったなら、
僕は自分の存在をかけてその死を悼む。






今夜は、
中島みゆきの「永久欠番」という曲を、こんな時だから、聴いている。















Comments: 5

Hachiro URL 2011-04-07 Thu 18:43:19

あいこ さま

いつもコメントありがとうございます。

「日常」の大切さって、失ってみてはじめてわかるものなのですね。
でもこの度の震災は何も失っていない僕たちにも大きなものを突きつけられた気がします。

近頃ささいなことにも感動してしまう。

なんなのかなぁ…


あいこ URL 2011-03-31 Thu 14:34:49

うちにも子供が2人います。最近は、仕事に勉強に、遊びにと自分の時間が精一杯で、言葉を交わす時間が少なくなりました。が、それが大人になるということなんですよね。

でも、必ず一度は顔を見るし、言葉を交わさなくても存在を感じることができます。毎日、必ず会えるから、一人の夕飯も淋しいというより『今日は、楽ちん』と思えるのだと思います。

仕事から帰ると、玄関の靴は出し放題、台所には食べかけの皿、テーブルにはコップ、鏡台には化粧品やら整髪料、あげくの果てに脱ぎっぱなしのパジャマ。それをブツブツ文句を言いながら片付ける。
どのお宅にも、良くある当たり前の風景。

今、その当たり前が感じられない被災者の方が多く居らっしゃる…
もしも子供達が居なくなったら…
胸が締め付けられる思いです。

森山憲一 URL 2011-03-30 Wed 16:49:23

ハチロウさん、ご無沙汰しております。

私もまったく同じように現実感がなかったんですが、妻にこれを教えられて、ガツンとやられた気がしました。

「1人が死んだ事件が2万件あった」
http://naokitree.blog33.fc2.com/?mode=m&no=129

こう言われると急にひとりひとりのイメージがわいてきて、
そのすさまじさに圧倒される思いです。

URL 2011-03-27 Sun 13:31:42

安達太良、磐梯、つくばその他関東圏以外の山々も被爆しております。山を愛する者としては、数で考えるなんて思えません。
西日本も放射能が飛んでおります。日本を考えること世界で考えないといけません。4年間続く放射能汚染は確実に西日本を襲います。
東京は12日で水がやられました。日本いや世界で考えないと皆が被爆する問題です。

yosuke630 URL 2011-03-26 Sat 23:49:37

Twitterからお邪魔してます。@yosuke630

確かにそう思います。

数字にされてもどうしていいんだか

他と比べることにしかつかえないです。

http://yskxtozan.seesaa.net/

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