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コブ尾根

  • Posted by: Hachiro
  • 2014-05-12 Mon 13:43:55
  • 穂高
所用で下山していましたが、昨日岳沢からコブ尾根経由で入山しました。


140510 岳沢_2
(2014/05/10 岳沢にて)




昨日は最高のお天気で、残雪期の雪稜クライミングを満喫しました。


コブ尾根_1
(2014/05/11  コブ尾根の“コブ”を俯瞰)


コブ尾根_2
(2014/05/11  コブ尾根の頭付近)


コブ尾根_3
(2014/05/11  ロバの耳よりコブ尾根の頭とジャンダルム)




ところで昨日、私はロバの耳の懸垂下降中に下降先のロープを岩溝に引っかけてしまい、
途中でどうにも下りることが出来なくなるというミスをやらかしました。
結局プルージックで数メートル登り返してロープを外さざるを得ず、そこでかなりの時間をロスしてしまいました。


ロバの耳付近は、岩の節理がとてもロープスタックを起こしやすい形状をしており、また下部がナナメ懸垂となるちょっとクセのある場所だと思います。


昨日は快晴のコンディションであったから事無きを得ましたが、あれが吹雪の最中やったらどうやってん? と思うと、考え込まざるを得ません。


事実一昨年春の名古屋の山岳会の遭難は、ジャン飛騨をやった後にこのロバ耳の下降でロープトラブルを起こし、
風雪の中で数時間を費やしてしまったことが、結果遭難へと至ったと聞きました。


先日の茨城のパーティもそんなトラブルに見舞われたかもしれないことは十分考えられます。


山の技術というものは、知識や方法を本や人から学び、それを何度も何度も現場で実践し、その経験を積み重ねる中でしか身につかへんものだと思うのです。

そしてその経験の中でも、失敗したことや上手くいかなかったことはとても大切な財産やと。


でも山では、時としてその些細なミスが死につながってしまうことがある。
そこが難しいところだと思うのです。

死ぬほどの目に遭うことはある意味とても貴重な経験となるのですが、死んでしまっては元も子もありません。
そしてその結果を我々が選ぶことは出来ないのですから。


昨日はとても壮快で楽しい一日ではありましたが、そこにトゲのように刺さった些細なミス。


ほんまに生と死を分けることなんて、自分たちが気がつかないちょっとしたことなのかもしれへんなと思うのです。

































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