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大雪災害

  • Posted by: Hachiro
  • 2014-02-16 Sun 11:56:10
  • 穂高
私の暮らす飛騨は言わずと知れた雪国ですが、それでも一日に50㎝を越える大雪が降れば大変です。
それが普段ほとんど雪の降らない甲州や上州で1mにも達する積雪があったなら、これはもうとんでもない事態です。
それはもうほとんど災害といってよく、人々の生活に甚大な影響が出るのは容易に想像ができます。

現在も孤立や立ち往生して食料調達や停電で難渋し、窮地に陥っている方が大勢おみえになるようで、
心よりのお見舞いを申し上げます。







涸沢デブリのコピー



あれは4年程前の4月下旬だったでしょうか。
涸沢で雪崩が発生して、涸沢ヒュッテの外売店が木っ端微塵に吹き飛ばされ、ヒュッテのスタッフのひとりが重傷を負うという事故がありました。
その事故の後、私が小屋番の師と仰ぐ涸沢ヒュッテの山口孝社長の言に、
「いやぁ〜 オレの小屋番としての40年の経験なんて、あの雪崩一発で吹き飛んだヨ  ホントに山じゃ、いつ何が起こってもおかしくないよな!」というのがありました。

通常4月下旬の小屋開けの頃ともなると、小さい雪崩はあってもヒュッテに被害を及ぼすようなヤツは出ない。というのがそれまでの常識だったのです。

あるいは2002年の11月、小屋閉め直前の北アルプス一帯に季節外れの寒波が襲来し、一週間にわたって降り続いた雪は涸沢や槍沢で人命を奪うほどの大雪となり、我々小屋番も這々の体でヘリで山から脱出するという事態もありました。

過去「例年」であればあり得ないという「例年」は、考えてみればせいぜい私たち人間の数十年、数百年くらいの時間のモノサシな訳で、それは自然の営みからみれば取るに足らない時間なのかもしれません。

山に関わって生きていると、人知を越えた自然の存在というものをたびたび目の当たりにします。
自然はときに人の常識や想像をいとも簡単に裏切り、そして覆すものであるということをまたしても見せつけられた気がします。


マスコミは(特に某国営放送)オリンピックの放送もよいけれど、もっともっとこの大雪災害の実情を報道を成すべきで、
きっとまだまだ被害は広がるであろうし、自衛隊を始め政府の支援がなければどうにもならないレベルではないでしょうか。


加えて今週半ばには、またしても南岸低気圧の通過が予想されています。
どうかこれ以上はもう降らないでくれ と天に祈らずにいられません。





































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