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小春日和

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-20 Thu 18:01:52
  • 穂高
ポカポカと暖かい「小春日和」が続いていますね。



こんな好天続きなのに今日は小屋の泊まりも数名のみ。
小屋仕舞い(今年の営業は11月4日まで)の作業がいろいろと山積なのですが、今日はあまりに良い天気なのでついフラフラと白出沢の「道直し」に出掛けてしまいました。


1020 kanba
(2011/10/20 白出沢にて)




本来、登山道の補修作業は夏のシーズン前の仕事なのですが、白出沢は例年遅くまで雪が残るのでなかなか手を入れられずにいました。

もう数日後には雪が積もろうかというこの時期に、一見ムダな作業とも思えてしまいますが、こうして僅かずつでも手を入れ続けないと登山道というものはどんどん荒れてしまいます。
多くの登山者の方が何気なく歩かれている道ですが、それぞれに関わる山小屋がその維持管理に尽力しています。
例えば今秋の涸沢のように、数多くの(ちょっと多過ぎたけど…)登山者が安心して訪れることが出来るのは、ヒュッテのタカシさんを始めとする小屋番たちの汗の結晶であるあの見事な石畳の道があればこそだと思うのです。



かつて穂高岳山荘が「穂高小屋」と呼ばれた時代、
物資輸送のためのボッカ道であった白出沢登山道は小屋の生命線でした。
その時代には、延々と石で組まれた道のどこを歩いても「コトリ」とも石の軋む音がしなかったとか。

流石に今の我々にはそこまでの手間ひまはかけられないのが実情ですが、それでも「シラダシ」は今も穂高岳山荘にとってのかけがえのない「道」に変わりありません。



1020 miti
(修復後の登山道   何処が道かわかるかなぁ…)



もちろんたかが数日で白出沢すべてに手を入れられる訳ではないのですが、
秋の穏やかな陽差しのなか、石(ひとつひとつがシャレにならんぐらい重いデス)をコツコツと組みあげて道を作っていくのは、疲れるけれどとても面白い。

あーでもないこーでもないと石と取っ組み合いをしていると時を忘れてしまいます。









そんな夕暮れまで夢中になって過ごせた秋の一日、
帰り道にふっと振り返ると、そこには見事な夕映えがありました。







1020 sunset02
(2011/10/20 白出沢にて pm5:05)

























































Comments: 2

ひろひろ URL 2011-11-14 Mon 21:26:43

道の修復を山小屋の方がやられているのを始めて知りました。
自分はまだハイキングレベルですが、いつか自分の足で歩いてみたいです!!
汗だくで作業したあとに、あの夕陽を見る瞬間を想像したら震えがきました。
山って素晴らしいですね。

至福の月 URL 2011-10-23 Sun 17:17:33

登山道の補修、おつかれさまでした。道の維持補修を山小屋の方がやっておられたなんて初めて知りました。それにしても美しい夕日ですね。

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