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2012年03月 Archive

春一番

  • Posted by: Hachiro
  • 2012-03-31 Sat 21:12:14
  • 穂高
今日で3月もおしまい。
「…はやいなぁ」と思わずつぶやいてしまうのはきっと僕だけではないはず。



今日は強風の吹く荒れた一日で、
「おっ、『春一番』かな?」と思って調べたら「春一番」って立春から春分までに吹く南よりの強風のことで、
もう今頃の強風はそうは呼ばないらしい。

でも「春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多い。」
と記してあるから、今日から明日はまさしくこのとおりの天候となりそうです。



そうは言っても、ええかげん冬と春との綱引きも春の優勢ですかね。
もう明日から4月やもんなぁ…





なんか、そうして去り行く冬を惜しむかのようにこの3月はよく氷を登った。

善五郎
(2012/3/16 乗鞍「善五郎の滝」)



ハバネロ
(2012/3/20 上高地エリア「ハバネロ」)



テント内木村サン
(2012/3/20 上高地にて 木村道成ガイドたち)



ゼット
(2012/3/21 上高地エリア「ゼット」)



ジョーズ
(2012/3/21 上高地エリア「ジョーズ」)



一角獣
(2012/3/21 上高地エリア「一角獣」)








南沢小滝
(2012/3/29 八ヶ岳「南沢小滝」)




南沢大滝
(2012/3/29 八ヶ岳「南沢大滝」)





なんというかアイスクライミングって年ごとにルートの状態がかなり異なるし、
時期によってもどんどん変化してゆく。


そして春が来るとそのルートが儚くも消えてしまうというのが何ともよい。


アイスだけではなしに、自然との関わりというのは、いつだって「一期一会」ですね。




…人との関わりもそうか…

































惨事

  • Posted by: Hachiro
  • 2012-03-15 Thu 14:29:10
  • 穂高
徳本モルゲン
(2012年3月14日  徳本峠より)





徳本峠へ撮影に行った。


夜半の寒気に耐えるべくツェルトの中でシュラフにくるまっていたがそれでも寒い。

なにか暖かいものを、と半身をシュラフに入れたままゴソゴソとお湯を沸かし、
乏しい食料のなかでもとっておきのポタージュスープを作る。

ふた口ほどすすり、ようやくひとごごちついた感じで、
「こーいう形状のシェラカップ(持つところが折りたためるようになっている)ってヤバいよなぁ」と思った瞬間、
その取っ手のロックがいとも簡単に外れてしまい、
半分強あった中身をシュラフとツェルトへ「ドバッ」とブチあけてしまった。


過去にテント内で同じようにカレーをぶちまけて以来の惨事である。


「ウソやろ…」呆然とするも、
あまりの惨状に始末する気も失せてそのままシュラフにもぐり込んでしまった。



夜明け前、満天の星空を撮影する頃の冷え込みは強烈で、
汚したはずのシュラフやツェルトをパンパンとはたくと、
パリパリに凍りついてカサブタみたいになったスープがきれいにはがれ落ちていった。


う~ん、-15℃恐るべし。






徳本より
(2012年3月14日  徳本峠より)

































日はまた昇る

  • Posted by: Hachiro
  • 2012-03-11 Sun 10:37:07
  • 未分類
「あの日」から一年。

きっと多くの人たちがそうであるように、
自分にできること、自分のすべきことを考え続けた一年だった。


ささやかではあるけれど、具体的なかたちとして残せたものもいくつかある。

ボランティアの合間のとある夜明け、宮城県亘理町の吉田浜で海から昇る朝陽を撮った。
その映像がドキュメンタリー映画 「傍(かたわら)~3月11日からの旅~」のファーストカットとなった。
(ちなみにこの映画のラストカットの満月も撮らせていただいた)

被災地でカメラを持つことに、ためらいがなかったと言えば嘘になる。
でもキャメラマンのはしくれとしてファインダーを通して被災地を見ることは、
僕に出来る数少ないことのなかのひとつであるし、そうすべきことであったとも思う。


映画「傍 ~3月11日からの旅~」予告編





しかしそれにしても、
まさか自分が生きているうちにこんな未曾有の災害を二度も目の当たりにするとは思わなかった。
(たのむからもうナシにして欲しい)

神戸が故郷である僕にとっては17年前の震災も忘れがたい。
震災当日の夜に普通のルートではダメで六甲を超えて神戸入りしたのだが、
その時に見下ろした、まったく灯りのついてない無惨な街の姿が脳裏に焼き付いている。


それで先日こんな映像を撮ってみた。






見た目には神戸の街はもう元の輝きを取りもどしている。
むしろ当時よりも明かりの量は増してさえいるかもしれない。

でもこの灯りひとつひとつに人の営みや暮らしがあって、
それそれが受けた傷がいまどうであるのかはわからない。


東北には、きっと一年が絶ってもまだ時が止まったままの方が大勢いると思う。





それでも、日はまた昇る。
























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