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2011年10月 Archive

グリーンフラッシュ

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-28 Fri 04:13:13
  • 穂高
以下は昨日撮影した夕陽の映像から、


suset1





1027-02





1027-3
(2011/10/27 pm4:59)




穂高岳山荘からみた白山に沈む夕陽なのですが、
3枚目の画像の太陽が微かに緑色となっているのが見られると思います。
(ちょっとトンでしまっていてわかりづらいですが)


これは「グリーンフラッシュ」といって、太陽が完全に姿を消す直前に一瞬緑色に輝くという現象。
澄んだ空気のときにごく稀に見ることが出来て、朝陽でも観測できます。



年間約200日あまりの穂高の稜線で暮らしで、
御来光や沈む夕陽をいったいどれくらい眺めつづけ撮りつづけていることでしょうか。
(穂高小屋の小屋番ほど朝陽夕陽を眺める見る機会の多い者はちょっといないんじゃないかと)


いつからかこの「グリーンフラッシュ」を見ることが出来たときには良いことがある。
などとのジンクスさえ思うようになって、だからその瞬間にいつも目を凝らし続けています。








さてそんな今年の山小屋暮らしも、残すところあと一週間。


いやぁ~、今年は(も?)ほんとうにいろいろあった…
(と、振り返るのはまだ早いデスね。無事みんなで下界におりるまでは )



今日、パソコンをはじめとする機材を下ろしてしまいますので、
今シーズン山からお届けする「ぼちいこ」は今回でおしまいとなります。










シーズンの最後はこんな映像で…








今シーズンも穂高と穂高岳山荘に(それとこのブログにも)、
あたたかい眼差しとそれぞれの想い、
そしてたくさんの応援をお寄せくださってありがとうございました。






どうかみなさまにも「グリーンフラッシュ」の幸運が届くことをお祈りしております。













































寒風

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-26 Wed 19:58:09
  • 穂高
一昨日までのポカポカ陽気とは一転、今日は冷たい風の吹くこの時期本来の一日でした。

穂高の季節は「晩秋」から「初冬」へカチリと切り替わったようです。



しかし今朝方、笠ヶ岳はうっすらと雪化粧していましたが穂高には積雪なし。
今年はいつになったら根雪がくるのだろうか…


kasa sinnsetu
(2011/10/26 AM6:30 新雪の笠ヶ岳と穂高の山影)



もう小屋閉めまでカウントダウンだというのに、雪がないと何となく雰囲気がでません。












さて、数日内には映像機材も下ろしてしまうので、駆け込みで2本作ってみました。
ほんとうは新雪を描きたかったところなのですが



































小春日和

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-20 Thu 18:01:52
  • 穂高
ポカポカと暖かい「小春日和」が続いていますね。



こんな好天続きなのに今日は小屋の泊まりも数名のみ。
小屋仕舞い(今年の営業は11月4日まで)の作業がいろいろと山積なのですが、今日はあまりに良い天気なのでついフラフラと白出沢の「道直し」に出掛けてしまいました。


1020 kanba
(2011/10/20 白出沢にて)




本来、登山道の補修作業は夏のシーズン前の仕事なのですが、白出沢は例年遅くまで雪が残るのでなかなか手を入れられずにいました。

もう数日後には雪が積もろうかというこの時期に、一見ムダな作業とも思えてしまいますが、こうして僅かずつでも手を入れ続けないと登山道というものはどんどん荒れてしまいます。
多くの登山者の方が何気なく歩かれている道ですが、それぞれに関わる山小屋がその維持管理に尽力しています。
例えば今秋の涸沢のように、数多くの(ちょっと多過ぎたけど…)登山者が安心して訪れることが出来るのは、ヒュッテのタカシさんを始めとする小屋番たちの汗の結晶であるあの見事な石畳の道があればこそだと思うのです。



かつて穂高岳山荘が「穂高小屋」と呼ばれた時代、
物資輸送のためのボッカ道であった白出沢登山道は小屋の生命線でした。
その時代には、延々と石で組まれた道のどこを歩いても「コトリ」とも石の軋む音がしなかったとか。

流石に今の我々にはそこまでの手間ひまはかけられないのが実情ですが、それでも「シラダシ」は今も穂高岳山荘にとってのかけがえのない「道」に変わりありません。



1020 miti
(修復後の登山道   何処が道かわかるかなぁ…)



もちろんたかが数日で白出沢すべてに手を入れられる訳ではないのですが、
秋の穏やかな陽差しのなか、石(ひとつひとつがシャレにならんぐらい重いデス)をコツコツと組みあげて道を作っていくのは、疲れるけれどとても面白い。

あーでもないこーでもないと石と取っ組み合いをしていると時を忘れてしまいます。









そんな夕暮れまで夢中になって過ごせた秋の一日、
帰り道にふっと振り返ると、そこには見事な夕映えがありました。







1020 sunset02
(2011/10/20 白出沢にて pm5:05)

























































凄っ…

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-09 Sun 11:15:41
  • 穂高
今朝の涸沢ー

tento 1
(2011/10/09 AM6:00)


なんとテントがおよそ1000張!!

過去最高だそうで、何とも凄まじい。


tento 2
(2011/10/09 AM6:00)


















さて先日、涸沢までロケに行ってきました。

7日未明には積雪もあったりして、
今年の紅葉は寒さの影響で色づく前にかなりの木々が落葉してしまっています。



それでも所々はこんな感じで鮮やかなところもありました。

111006 kouyou
(2011/10/07 AM8:00)





今年はどうだこうだというのはあくまで人間にとっての都合であって、
木々たちはもう、すっかり来るべき冬への支度をすませたかのようです。


冷たい空気の中、それでも陽差しはまだ秋のやわらかな光で、
そんな斜光線の中にたたずむ木々の姿は、
たとえ葉っぱがちりじりであって色鮮やかでなくとも、
確かに何ごとかを伝えてきてくれているように思えました。






sisiiwa
(2011/10/07 AM5:50)

























悲報

  • Posted by: Hachiro
  • 2011-10-03 Mon 20:49:19
  • 穂高
とても悲しい、あってはならない事故が起こってしまった。



今や山小屋にとっての「生命線」とも云えるヘリによる物資輸送。
それを担ってくれる東邦航空のスタッフ達は我々にとって「身内」であり、大切な「仲間」です。
それぞれに関わりの差はあるにせよ、
「山」という厳しい環境下で仕事を共にしていると、時にそれは単に仕事上のつきあいを超えた「絆」を感じます。

たとえ風が強かったり視界が悪かったりの悪条件下であっても、
「何とかこのブツを届けてやろう! 届けてあげたい!!」
という彼達の熱意や心意気に、いったい幾度助けられ、胸を熱くしたことか。



ついこの前の物輸のときの、
アイコンタクトとジャスチャーで交わした短いやりとりや、
親指を立ててオッケーサインをするあなたの仕草、
そして風防越しに笑顔で手を振る姿をまだはっきりと覚えています。



いつもあんなに安定したフライトを見せてくれていたのに、いったい何があったというのか…











松木パイロットのご冥福を心よりお祈りいたします。

















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